産業メタバースプラットフォームを提供する企業DataMeshは、本日、新たな戦略投資ラウンドで資金調達を完了したことを発表しました。本ラウンドでは、KDDI Open Innovation Fund 3号(運営者:グローバル・ブレイン株式会社)と、DataMeshと業務提携を行っているファンドが参加しました。また、既存株主であるSingtel傘下のSingtel Innov8も追加投資を行い、DataMeshの成長見通しに強い信頼を示しています。本資金調達により、DataMeshはさらに産業メタバースプラットフォームの研究開発と市場展開を加速させ、特にXRとデジタルツイン技術の応用を推進し、産業分野のデジタル変革を進めていきます。
DataMeshは、デジタルツイン、XR(拡張現実)、人工知能(AI)、IoTなどの技術を融合させ、先進的な工業メタバースプラットフォーム「FactVerse」の開発に注力しています。FactVerseは、企業にデジタル化管理のためのソリューションを提供し、生産プロセスの最適化、業務効率の向上の実現を支援いたします。また、遠隔コラボレーション、トレーニング、メンテナンスなどの場面において革新的なソリューションを提供します。
DataMeshのXRアプリケーションは、主にファーストラインワーカーを対象とし、AR/VRなどの技術を用いてデジタルツインモデルを物理空間に重畳させ、設備の稼働状況をより直感的に理解できること、遠隔コラボレーションやトレーニングを行うことを支援し、作業効率と安全性の向上を図ります。
さらに、FactVerseプラットフォームは強力なデジタルツインの中核基盤として、産業データと業務アプリケーションの間の壁を打ち破り、データの連動とシェアリングを実現し、企業により包括的かつ深い洞察と意思決定を支援します。現在、FactVerseは製造業、航空業、建設業、IDC、施設管理など、様々な業界で広く利用され、企業のデジタル変革を支援しています。
DataMeshの創業者兼CEOである李劼は、「KDDIなどの戦略的投資を非常に嬉しく存じます。また、Singtel Innov8の継続的な支援に感謝しています。彼らの業界経験と資源は、DataMeshの発展の強力な支えとなるでしょう。共に力を合わせ、産業メタバースプラットフォームの応用を推進し、世界中の産業企業のデジタル変革の実現を支援いたします」と言いました。
- DataMeshについて
DataMeshは、産業メタバースプラットフォームの研究開発に注力し、デジタルツイン、XR(拡張現実)、人工知能、IoTなどの技術を用い、デジタルツインソリューションを提供し、産業企業のデジタル変革を支援する会社です。
DataMesh株式会社 HPサイト
- KDDI株式会社について
KDDIは、日本の通信大手であり、移動通信、固定通信、ネットワーク構築などのサービスを提供しています。KDDIは、次世代情報技術の応用を推進し、社会の発展を支援することに努めています。
- Singtel Innov8について
Singtel Innov8は、Singtel傘下のベンチャーキャピタルであり、次世代情報技術分野の革新的な企業への投資に特化しています。